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循環器内科 (心臓血管病センター)

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循環器内科(心臓血管病センター)の特徴

循環器内科 (心臓血管病センター)
▲ 循環器内科 (心臓血管病センター)

当科は病診連携に基づいた急性期医療、救急医療を行うとともに、慢性期の病状を改善する心臓リハビリテーションや、CPAP療法にも力を入れており、患者さんの生活の向上を目指し、かかりつけ医の先生の専門後方病院として連携を行っています。

当センターは循環器疾患全般に対応し、狭心症、心筋梗塞をはじめとする虚血性心疾患のカテーテル治療、末梢動脈疾患のカテーテル治療、頻脈性不整脈のカテーテル治療、徐脈性不整脈のペースメーカー治療などが可能です。

また、64列マルチディテクターCT検査により、外来検査にて冠動脈をはじめとした血管の評価が可能です。

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循環器内科(心臓血管病センター)のトピックス

※ 各項目(+)を押すと詳細が表示されます。

心臓CT検査

心臓CT

当施設では最新型64列マルチディテクターCT装置を導入して心臓血管の撮影を行っています。

心臓カテーテル検査と比較して低侵襲で、外来にて心臓血管の評価が可能です。(不整脈が常時見られる方やステント留置後の方などは詳細な評価ができないことがあります。)

冠動脈インターベンション(心臓カテーテル治療)

カテーテルアブレーション(不整脈カテーテル治療)とペースメーカー治療

カテーテル検査は心臓CT検査などと比較すると侵襲的ながら、詳細な心臓血管の評価ができ、冠動脈疾患の治療に直結する重要な検査です。

カテーテルと呼ばれる細くて柔らかい管(径1.3mm)を血管内に挿入して検査を行います。手首の局所麻酔をして約15分間で検査を行うことができ、検査後も安静は必要ありません。原則的に1泊2日の入院となります。

治療は、血管狭窄・閉塞部分に対するバルーン拡張、ステント留置術を行っています。H16年から国内でも薬剤溶出性ステントが使用できるようになり、治療後に再び狭窄をきたして再治療が必要となる率は約5%まで低下しています。血管1本の治療につき原則的に2泊3日の入院となります。

末梢動脈インターベンション(末梢動脈カテーテル治療)

末梢動脈インターベンション

心臓の血管と同様に骨盤部から下肢の動脈も動脈硬化をきたしやすい血管です。初期には下肢の冷感、しびれ感で始まり、悪化してくると歩行時に下肢痛が出現し安静にて改善するようになります。末期には安静時の痛みや足指が壊疽をおこし、下肢の切断が必要となります。

当院では動脈硬化初期検査として四肢の血圧を測定するCAVI、非侵襲的な血管撮影方法としてMRアンギオ検査,造影CTアンギオ検査が可能です。

血行再建治療が必要となった場合はバルーン拡張術、ステント留置術を施行します。

カテーテルアブレーション(不整脈カテーテル治療)とペースメーカー治療

心臓カテーテル治療

近年、不整脈の多くは治療不要なことが分かってきました。しかし一部には突然死をきたすなどリスクの高いものもあります。

当院では外来でできる心室遅延電位検査、負荷心電図、24時間心電図から、心臓カテーテルを用いた電気生理学的検査・治療まで様々な検査・治療が行えます。

後述するような頻脈性不整脈の多くは、カテーテルを使用した心筋焼灼(アブレーション)治療によって予防内服が不要となるよう根治できるようになってきました。

脈が遅くなる徐脈発作にて意識消失や心不全をきたす場合は、残念ながら薬物での治療では長期予後が改善されません。この場合、永久ペースメーカー移植手術が選択されます。当院では通常のペースメーカー移植術でも心室中隔およびバッハマン束ペーシングを選択し、患者さんの長期予後の更なる改善をはかっています。

CPAP療法・HOT療法

近年、睡眠中に一時的に呼吸障害をきたす睡眠時無呼吸症候群SASと心臓病の関係が注目されています。心臓病の患者さんは睡眠時無呼吸をきたしやすく、また睡眠時無呼吸が心臓病を悪化させるという悪循環をきたします。

この睡眠時無呼吸は持続陽圧呼吸CPAP療法によって改善することができ、心機能や予後も改善することができます。近年では自動調節換気療法ASVが導入され、個々の患者さんにあわせて最適な治療ができるようになりました。

また、睡眠中に酸素吸入をおこなう夜間HOT療法により、慢性心不全の悪化が予防できるようになってきました。

当センターでは、中四国最大を誇る当院の睡眠呼吸センターと連携して心循環器疾患患者さんの予後改善を目指しています。

心臓リハビリテーションセンター

心臓リハビリテーションセンター

心臓病の方は安静にしているべきというのは過去の考え方です。現在では、病状に応じて運動療法を中心としたリハビリテーションを行うことで呼吸・循環機能、運動能力、生活の質の改善ができるだけでなく、心臓病悪化・再発が低減できることがわかっています。

当院では、香川県内で最も早くから認定心臓リハビリテーション指導士が心臓リハビリテーションを行っており、呼気ガス分析器を使用した心肺運動負荷試験に基づいて、個人個人に最適なリハビリテーションが行えるようになっています。心筋梗塞、狭心症、心不全、閉塞性動脈硬化症などの患者さんを対象に、入院、外来を問わず心臓リハビリテーションの実施が可能です。

循環器内科 (心臓血管病センター)の診療担当医表

診察室

午前

午後

午前

午後

午前

午後

午前

午後

午前

午後

1診

高木

高木

松元

松元

松元

松元

高木

高木

難波

-

2診

黒住

-

黒住

-

難波

ペースメーカー
外来

隔週

香川大
循環器内科医師

ハートケア
外来

黒住

ハートケア
外来

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循環器内科 (心臓血管病センター)の担当医師紹介

  • 高木 雄一郎 [タカギ ユウイチロウ]
    診療部長兼心臓血管病センター循環器内科部長
    専門分野
    虚血性心疾患、心不全
    認定・資格
    日本循環器学会認定 循環器専門医
    日本内科学会 総合内科専門医・指導医
    日本心血管インターベンション治療学会 専門医
    香川大学医学部 臨床教授
  • 松元 一郎 [マツモト イチロウ]
    心臓血管病センター循環器内科部長
    専門分野
    虚血性心疾患、不整脈、心不全
    認定・資格
    日本循環器学会認定 循環器専門医
    日本内科学会 総合内科専門医・指導医
    日本心血管インターベンション治療学会 専門医
  • 難波 経立 [ナンバ ツネタツ]
    心臓血管病センター循環器内科医長
    専門分野
    虚血性心疾患、心不全
    認定・資格
    日本循環器学会認定 循環器専門医
    日本内科学会 総合内科専門医・指導医
    日本心血管インターベンション治療学会 認定医
  • 黒住 瑞紀 [クロズミ ミズキ]
    循環器内科医師
    専門分野
    虚血性心疾患、心不全
    認定・資格
    日本循環器学会認定 循環器専門医
    日本内科学会 認定内科医

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