平成16年4月から「医療安全管理室」を設置し、医療安全に関する業務を担っています。
医療安全管理室は、医療の質を向上させ医療安全を推進するための権限を持って行動する病院長の直属機関です。
医療安全は、医療の質に関わる重要な課題です。KKR高松病院は急性期病院としての先端医療を担い、同時に安全な医療を実現する使命を負っています。
安全で質の高い医療の提供には、各職員の普段の研鑽が必要です。
しかし、高度化、複雑化する医療環境において、個人の努力のみに依拠する医療事故防止には限界があり、組織的な安全管理対策が不可欠です。
当院ではこのような考え方のもとに、それぞれの医療従事者の個人レベルでの事故防止対策と、高松病院全体の組織的な事故防止対策の二つの対策を推し進めることによって、医療事故をなくし、患者さんが安心して安全な医療を受けられる環境を整えることを目標としています。
病院長のリーダーシップのもと、全職員がそれぞれの立場からこの問題に取り組み、患者さんの安全を確保しつつ必要な医療を提供していきます。